西日本豪雨から7月で3年を迎えます。甚大な被害があった倉敷市真備町では、町内最大の公共施設・マービーふれあいセンターが復旧工事を終え、2021年6月24日開館しました。
マービーふれあいセンターは、ホールや展示室を備える文化施設です。倉敷市がおよそ16億円を掛け、5月、復旧工事を終えました。3年前の西日本豪雨では、座席や照明など設備のほとんどが水没。
休館を余儀なくされた後も駐車場には災害ごみの仮置き場や復興商店街が設置され、生活再建への歩みを支えてきました。
6月24日は、真新しい大ホールに住民らおよそ50人が招かれ開館式典が行われました。記念の太鼓演奏を披露したのは、被災前、マービーふれあいセンターを利用していた地元の音楽サークルなどで、ふるさと復興への思いを込めた音色を響かせました。
センターの一般利用は、6月28日から始まります。既に発表会や集会の予約が入っているということです。