東京オリンピックが間近に迫りましたが、新幹線への危険物持ち込みを想定した訓練が12日、JR新倉敷駅で行われました。玉島警察署とJR西日本が行ったもので、約30人が参加しました。訓練では乗客から「新幹線の待合所に入ってきた男から
ガソリンの臭いがする」との知らせを受けた駅員が男に手荷物を見せるよう求めました。男が拒んだため警察に通報。警察に対しても手荷物検査を拒否し刃物を持って暴れたため、直ちに警察が男を取り押さえました。また、駅員はホームの乗客の安全を
確保するとともに、駅に到着予定の新幹線に対してドアを開けないよう連絡しました。鉄道運輸規程が改正され、7月から不審者に対して手荷物点検ができるようになり、JR西日本では大会期間中、警察と連携し駅構内などでの警戒を強めることにしています。