岡山県高梁市が売り出し中の夏野菜「鬼退治桃太郎トマト」のおいしさをPRしようと、トマトをふんだんに使ったユニークな定食が13日、お披露目されました。本格出荷が始まった「鬼退治桃太郎トマト」。これに合わせて披露された定食は、多くの消費者に高梁市特産のトマトの良さを知ってもらおうと、JAの地元生産者グループが高梁市内の日本料理店と考案しました。 トマトの豚肉巻きやトマトベースの出汁を使ったそうめんのほか、「爆弾鬼ぎり」は塩漬けトマトを混ぜ込んだ鬼の顔仕立てのおにぎりです。そして口直しのデザートはトマトのプリンです。サラダ中心のトマトのイメージを払拭し新しい食べ方を追求。鬼退治桃太郎トマトの持ち味を引き出し、甘味と酸味をバランスよくマッチングさせました。定食は1100円。新型コロナ退散の願いも込め、「桃太郎トマトの鬼退治定食」と名付けました。高梁市の日本料理店「朝日堂」で10月末まで販売されますが、メニューは日によって変わる場合もあるということです。