2020年4月から休館していた岡山県新見市の温泉宿泊施設「新見千屋温泉いぶきの里」が10日、リニューアルオープンしました。新見市所有の「いぶきの里」は、経営悪化と施設の老朽化で2020年4月に休館。新たに指定管理者を選び約7億5000万円をかけて改修を進めていました。10日は関係者がテープカットして施設のリニューアルを祝いました。館内は木や畳などで和モダンを演出。新型コロナウイルスの感染対策として24時間換気を行い、レストランはテーブルごとに間仕切りを設置しました。日帰り温泉客にも利用しやすいよう食事は500円から2000円の間に価格を設定しています。また、維持費削減のため木質バイオマスボイラーを導入。利用していない地元の木材を加工した木質チップを燃料として活用します。新見市では2021年の利用者を7万5000人と見込んでいます。