バブル崩壊の影響で就職難となった「就職氷河期世代」を対象にした合同企業説明会が2021年11月29日、岡山市内で開かれました。
合同企業説明会は、バブル崩壊の影響で就職難に見舞われた「就職氷河期世代」の人材を生かそうと岡山市が企画しました。現在、非正規雇用や求職中の市内企業での正規雇用を希望する35歳から50歳の人が対象で、29日はおよそ70人が参加。小売りや運送、金融など市内27社がブースをつくり、担当者が企業情報や採用情報を説明していました。
岡山県の調査によると、就職氷河期世代のうち、正規雇用を希望する非正規労働者は県内におよそ7000人いるそうです。
また、企業としては社員の高齢化に加え、新型コロナの影響などで特に新卒の人材確保が難しくなっているそうで、市では人材不足が深刻な企業と働き盛りでもある就職氷河期世代の人材をマッチングしたい考えです。
合同企業説明会は30日も開かれます。