岡山県内の旅館やホテルの女将らが、新型コロナウイルスの影響で苦境に立つ観光業界を盛り上げようと組織作りを進めています。2021年12月1日、発起人の女将らが岡山県観光連盟を訪れ新組織をPRしました。
2022年1月設立を目指しているのは「岡山おもてなし協会」。英語表記の頭文字を取り通称オー・オー・エーです。12月1日は、倉敷市の吉井旅館や美作市の美春閣の女将ら発起人4人が、岡山市にある岡山県観光連盟の事務所を訪れました。
吉井旅館の女将・永井圭子さんが、2022年7月から始まるデスティネーションキャンペーンに向け「力になれることをやっていきたい」と述べました。これに対して、県観光連盟の野崎正志専務は、観光PRを協力して行いたいとの意向を示しました。
オー・オー・エーの発起人は6人。今後、県内の旅館やホテルなどに呼び掛けを続け賛同者を募り、互いに情報交換を行って岡山の観光振興の方策を探りたいとしています。