新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急速な感染拡大を受け、政府は2022年1月19日夕方、香川県へのまん延防止等重点措置の適用を決めます。
19日朝開かれた専門家らによる分科会で政府案が了承されました。政府案は、まん延防止等重点措置に、1月21日から2月13日まで、香川を含む東京や埼玉など1都12県を適用するというものです。政府の対策本部会合で正式決定します。
これを受け香川県は会見を開き、重点措置の具体的な対応の検討状況を明らかにしました。
対象区域には、高松市や丸亀市、坂出市など7市4町を想定しています。対象地域にある飲食店に対しては、営業時間を午後8時までに短縮し、酒類の提供はやめるよう要請する方針です。
ただし、感染防止対策について県の認証を受けた店舗については、営業時間を午後9時まで、酒類の提供を午後8時までとすることもできる方向で調整しています。県は20日の対策本部会議で、最終決定することにしています。