岡山県は1月24日、新型コロナウイルス感染の急拡大で業務がひっ迫している保健所の応援にあたる派遣職員に対し、研修会を開きました。
岡山県が管轄する5つの保健所では、合わせておよそ80人が新型コロナ対応にあたっていますが、感染急拡大を受け、1月1日から21日までに保健師や薬剤師などの専門職員延べおよそ300人が応援に入りました。
今後、さらに保健所業務がひっ迫した場合、事務職員の派遣も想定されることから、本庁と県民局の合わせておよそ350人が積極的疫学調査ついての研修を受けました。
講師を務めた備前保健所の岩瀬所長は、陽性者の体調・持病の確認や濃厚接触者の特定など聞き取りには30分から1時間ほどかかるため、相手の体調や不安な気持ちに寄り添いながら、感染拡大防止に必要な情報を引き出すことが大切だと伝えました。研修を受けた職員は今後、保健所からの要請に応じて派遣されます。
新型コロナ感染拡大で業務ひっ迫の保健所応援へ 岡山県が派遣職員対象に研修会
2022年1月24日岡山のニュース