新型コロナウイルス対策として「まん延防止等重点措置」を岡山県に適用する政府案が、1月25日朝に開かれた専門家らによる分科会に諮られ、了承されました。
了承された政府案は、まん延防止等重点措置の対象に新たに岡山を含む18の道府県を追加し、沖縄など3つの県を延長するもので、期間はいずれも27日から2月20日までです。
政府の対策本部で正式決定されれば、重点措置の対象は34の都道府県に広がります。
これを受け、岡山県の伊原木知事は事業者や県民への要請内容について方針を示しました。
それによると、対象区域は全ての市町村を想定しており、飲食店に対しては営業時間の短縮を要請する方針です。酒類の提供については検討したいとしています。
また、クラスターが頻発している教育現場については、学級内に1人でもオミクロン株の感染者が確認されれば、濃厚接触者の検査結果を待たずに即時、学級閉鎖としたいとの考えを述べました。
具体的な内容については26日朝に開く新型コロナ対策本部会議で決定します。