国土交通省は2月25日、国道2号が通る岡山市や倉敷市などの交差点5ヵ所で、新たな立体化事業を行うと発表しました。朝夕ラッシュ時の渋滞緩和がさらに期待できます。
通勤時間帯の渋滞を緩和しようと、国道2号の交差点を立体化する計画で、すでに国道2号と岡山西バイパスが交わる「大樋橋西交差点」では2021年9月から国道2号の立体化工事が進められてきました。
国土交通省は2月25日、新たに5ヵ所の交差点を立体化する事業を進めるための手続きに着手したと発表しました。
対象は、岡山市南区の古新田交差点から倉敷市の新田交差点までの区間10㌔にある5カ所の交差点。中でも岡山市南区・古新田の交差点を先頭に、上り方面では最大およそ4キロの渋滞が確認されています。
国交省は、交差点を立体化することで交通の流れをスムーズにし、渋滞の緩和だけではなく車の追突事故防止につなげたい考えです。
国交省は現在進めている大樋橋西交差点の立体化工事の進捗状況をみて、段階的に計画を進めていくとしています。
交差点の立体化で朝夕の渋滞緩和へ 国交省が着手 岡山、倉敷市など国道2号の5カ所が対象【岡山市】【倉敷市】
2022年2月25日岡山のニュース