岡山市の企業が開発を進める新しい電子カルテシステムが3月4日、お披露目されました。
歯科業界向けの国内最大級の展示会・日本デンタルショー(横浜市)で注目を集めていたのは、音声認識機能を使った電子カルテシステムです。人工知能が声を認識すると、話した内容がカルテに反映されました。
このシステムにより、医師は患者の診療中に手袋を外すことなくカルテが作れるため、診療時間の短縮や負担の軽減が期待されます。
共同で開発を進めているのは、岡山市のITサービス・東和ハイシステムと、大手電機メーカー・日立製作所です。
東和ハイシステムは実証実験を重ね、2022年秋の製品化を目指しています。