新型コロナウイルス感染拡大の影響で牛乳の需要が落ち込んでいることから、岡山市の牛乳メーカーは3月8日、JR岡山駅でパック入りの牛乳を配り、消費拡大を呼び掛けました。
配布を行ったのは、岡山市のオハヨー乳業です。社員4人が駅利用者に「この春も牛乳がピンチです」と書かれたちらしと一緒に、200ミリリットル入りのパック牛乳500個を手渡していきました。
牛乳の消費量は新型コロナウイルスまん延による学校給食の休止などの影響で減っていて、オハヨー乳業では、出荷量は前年度より5%落ち込んでいるということです。
5月にかけて牛乳の生産量はピークを迎えますが、消費できない場合は廃棄せざるを得ないことから8日、初めて街頭啓発を行いました。
オハヨー乳業では3月23日に赤磐市内の小学校で牛乳に関する出前授業を行うなど、牛乳の消費拡大を訴えていくことにしています。