地域の健康や医療に関する課題をデジタル技術の活用で解決しようという「デジタル田園健康特区」に岡山県の吉備中央町が指定される見通しとなり3月11日、山本町長が会見を開きました。
10日の内閣府の諮問会議での決定を受けたもので、山本町長は「これからが本当のスタートだと思う。過疎地域のモデルになるよう頑張りたい」と熱意を語りました。
町では、ともに指定される長野県茅野市、石川県加賀市と施策やデータを共有。吉備中央町は町内に大規模病院がなく救急搬送に時間がかかることから、救急救命士が医師の指示を受けながら行う医療行為などを計画しています。
特区への指定は、今後開かれる閣議で決定される見通しです。