岡山市の大森市長は3月30日、老朽化で建て替えられる岡山市役所本庁舎の実施設計を発表。市役所入り口に新庁舎の300分の1の模型を展示し、市民に周知しています。
新しい本庁舎は、現在の庁舎の南側にある大供公園と鹿田町駐車場の跡地に建設されるもので、地上17階、地下2階建てです。
建物は、地震に強い免震構造で、災害対応に関する部署を市長室などがある7階のすぐ下のフロアに設けることで、指揮命令機能を強化。1階の市民ホールには、災害時に避難者を一時的に受け入れる機能も持たせます。
また、建物には断熱効果の高いものを使い、自然換気システムを採用。太陽光やごみ処理施設で発電した電力を利用することで、従来の同規模の建物に比べてエネルギーの削減を半分以下に抑えることができるとしています。
事業費は299億円で、2023年着工し、2026年供用開始の予定です。
岡山市役所に新庁舎の模型お目見え 市が実施設計を発表 2023年着工、26年供用開始【岡山市】
2022年3月30日岡山のニュース