世界的な脱炭素の流れを受けて、自動車メーカー各社が開発に力を入れるEV=電気自動車。倉敷市の三菱自動車水島製作所で5月20日、三菱自動車と日産自動車が共同開発した、軽タイプの新型電気自動車がお披露目されました。
三菱自動車が発表した新型軽電気自動車は「eKクロスEV」。日産と三菱自動車が共同開発したもので、生産工場となる水島製作所では式典が開かれました。
1回のフル充電で走れる距離はおよそ180キロ。新型EVの量産に向けて、三菱自動車ではおよそ80億円をかけてラインを改修していて、他社に先駆けた量販モデルの投入で市場開拓を狙います。
新型EVの販売は7月の予定で、国や自治体が設けているEVの購入補助金を活用すれば、実質的な価格は200万円を下回る見込みで、三菱自動車では年間1万台の生産を見込んでいます。