岡山県原爆死没者慰霊祭が6月30日、岡山市内で開かれ、参列者は犠牲者の冥福を祈るとともに、平和への誓いを新たにしました。
慰霊祭は岡山県原爆被爆者会が毎年開いているもので、広島や長崎での被爆者や遺族など40人が参列。1分間の黙とうをささげた後、祭壇に献花し亡くなった犠牲者の冥福を祈りました。
岡山県によると、2022年3月末時点で県内に在住している被爆者は1014人で、平均年齢は85.5歳です。
県内には被爆体験を語る「語り部」が約40人います。県原爆被爆者会では語り部活動などを通じて若い世代に戦争の悲惨さを伝えていきたいとしています。