高校生が身近に感じた「貧困」を立体作品で表現した作品展が7月20日、岡山県和気町のギャラリー「Bank Gallery」で始まりました。31日まで開かれています。
この作品展には、地元の和気閑谷高校の3年生の生徒4人が1点ずつ出品しました。貧困で悩む10代の生きにくさなどを木製の立方体に描いた絵で表現。何不自由なく過ごしているようでも、実際は経済的な理由による生活苦などで、人に言えない心の傷を負っている様子を、黒と赤などの色で表わしました。
会場には、貧困などの悩みを抱える10代の若者を支援している団体へ寄付を求める募金箱も設置されています。
会場のギャラリーは、以前銀行だった建物内にこの日、オープンしました。