1年に2日間だけ開設される全国の鉄道マニアも注目の「幻の駅」、香川県三豊市三野町にあるJR予讃線の津島ノ宮駅が7月4日、開設されました。毎年8月4、5日に開かれる夏の大祭に合わせ、この2日間だけ駅が設けられます。
多くの乗客のお目当ては、この駅の沖合、小島に鎮座する津嶋神社です。
子どもの守り神として地域の厚い信仰を集めていますが、島に渡る橋もこの時期にしか渡ることはできません。
1年に2日だけの開設という珍しさもあって、鉄道マニアも一度は訪れたいという「日本一営業日が短いJR駅」には、県外からも大勢の人が訪れます。
特に今回は、新型コロナウイルスのため中止されていた祭が再開し、駅には3年ぶりににぎわいが戻りました。
津嶋神社の夏季例大祭は5日までで、津島ノ宮駅には5日も午後3時すぎまで、上下21本の列車が停車します。