岡山大学の津島キャンパス(岡山市)で9月27日、新建材・CLT(直交集成板)を使った木造校舎の施工現場が報道向けに公開されました。
木造校舎は地上2階建てで、今年3月から岡山大学工学部で建設が進められています。
27日は、施工業者の清水建設が報道向けに工事の様子を公開。300人収容できる2階の講義室は、柱のない広い空間を確保するためにCLTパネルを、金具を使わずに接合する最新技術を採用しました。3つのCLTパネルを1本につなぎ合わせることで、屋根を支える長さ18メートルの梁を作ることができました。
木造校舎は、建築家の隈研吾さんが監修。今年12月に完成する予定です。