岡山県吉備中央町で9月29日、スマートフォンなどを使ってアプリで母子健康手帳を管理できる取り組みが始まりました。
アプリは、岡山大学発のベンチャー企業が開発した「ウィラバ」。このアプリで母子健康手帳を撮影すると、記載事項がデジタル化されて保存できます。妊娠中の生活状況や、出産後の子どもの健康状態などの情報を蓄積していくことで、子どもの将来の疾患リスクなどが予測しやすくなるメリットがあります。
29日に町内で行われた説明会には10人ほどの妊産婦が参加早速、「ウィラバ」へ登録していました。
吉備中央町は国が設けた「デジタル田園健康特区」に指定されていて、医療や健康面でデジタル技術を活用することで地域の課題解決を図っています。