岡山県は12月7日、県内旅行の割引事業「おかやまハレ旅応援割」を来年1月以降も継続すると発表しました。実施に必要な経費などを盛り込んだ追加の補正予算案を、開会中の11月議会に提案します。
国が年明け以降も全国旅行支援事業を継続するため、岡山県も12月27日までとしていた期間の延長を決め、必要経費37億9000万円を補正予算案に計上しました。
全国旅行支援は国が事業費を負担し、都道府県が運用する仕組みです。
岡山県はハレ旅応援割として、交通費込みの宿泊旅行は8000円、日帰りや宿泊のみは5000円を上限に、代金の40%を割り引いています。
実施時期は新型コロナの感染状況を見て判断するとしています。
今回追加提案する補正予算案のうち一般会計は314億3500万円で、市町村が今年4月以降に生まれた子ども1人あたり10万円のクーポンを配布する事業など、子育て支援に18億9100万円、通園バスへの子どもの置き去りを防ぐための安全装置設置の支援費3億9700万円なども盛り込んでいます。