1票の格差を是正するため新しい区割りで行われる次の衆議院選挙について、自民党本部は2月10日、新岡山3区の公認予定者を厚生労働大臣の加藤勝信さんに決めました。
衆院選小選挙区の10増10減に伴い岡山県内では、次の選挙で選挙区が5から4に1つ減ります。
現在、自民党県連には比例復活を含めて6人の現職がいて、とりわけ県内面積のおよそ7割を占める新3区は、3人の地盤が重なっています。この状況に対し、県連は公認予定者を調整することが難しいとして、選任を党本部に一任していました。
加藤勝信は当選7回。官房長官などを経て現在、3度目の厚生労働大臣を務めています。
一方、加藤さんと地盤が重なる平沼正二郎さんと阿部俊子さんは比例代表に回ることが決まりました。
岡山新3区は加藤氏/自民、次期衆院選の陣容決める【岡山】
2023年2月10日岡山のニュース