「7本指のピアニスト」として知られる西川悟平さんが3月20日、岡山県早島町の小学校を訪れ、夢を叶えるために大切なことを児童に伝えました。
西川さんは、特定の動作中に筋肉がこわばる「局所性ジストニア」を発症し、一時は左右の複数の指が動かせなくなりました。しかし、懸命のリハビリの末、こわばりは残るものの、左手の3本を除く7本の指で演奏ができるまでになり、ピアニストとして再起。東京パラリンピック閉会式では、大トリで演奏を披露しました。
児童との交流会は、前日の19日、早島町内で演奏会があったことから企画しました。
早島小学校で4、5年生計279人を前に、西川さんは「夢を叶えるためには、その夢が叶うことをイメージしたり、夢を口に出して言い続けたりすることが大事」と、自身の経験を交えながら話しました。ピアノ演奏も披露されました。