世界で活躍するトップアスリートから競技への向き合い方などを学ぼうと岡山市のIPU・環太平洋大学は、サッカー元日本代表の岡崎慎司選手と連携協定を結びました。
調印式は5月31日、環太平洋大学であり、岡崎選手は大橋節子学長らと協定書に署名しました。
岡崎選手は国際Aマッチ119試合に出場し、日本代表として歴代3位の50得点を挙げたフォワードで、現在はベルギー1部リーグシント=トロイデンに所属しています。また、プロを目指す若者たちのサッカーチームをドイツに創設するなどアスリートの育成にも力を入れています。
環太平洋大学は来年4月、トップアスリートやトレーナーの育成を目的にした「競技スポーツ科学科」を新設。今回の協定には、科の学生らを対象に岡崎選手が話をしたり、海外進出のサポートに取り組んだりすることが盛り込まれています。
31日は講演会もあり、岡崎選手はプロとして掲げた目標を達成するための考え方などを体育学部の学生ら330人に話し、学生たちが真剣に聴き入っていました。