防衛省による今年度の自衛隊統合演習の一部が11月13日、岡山市の岡山桃太郎空港で始まりました。
この日午後2時ごろ、C130H輸送機が到着しました。
統合演習は自衛隊が年に1回行っており、民間空港を使うのは今年が初めてです。
自衛隊の基地が使えない状況で、四国沖に航空機や艦艇の侵攻を受けた際、岡山桃太郎空港を代替基地にすることを想定して行われるものです。
輸送機は旅客ターミナル近くで自衛隊員や貨物を降ろし、およそ1時間後に離陸しました。
岡山桃太郎空港での訓練は、統合演習が終わる20日まで続き、輸送機のほかF2戦闘機の離着陸も予定されています。1日あたり最大80人が活動し、燃料補給や移動式航空管制機材の設置訓練も行われます。