岡山市内の大学に、恐竜に関する学科が日本で初めて誕生します。岡山理科大学は7月17日、来年度開設する新学科「恐竜学科」の教育研究内容を発表しました。
「恐竜学科」は、生物地球学部の新しい学科として6月、文部科学省が設置の届け出を受理。入学定員45人で、来年度開設されます。
この日の記者会見には平野博之学長や、指導予定の教員が出席しました。
恐竜学科は、生物地球学部生物地球学科の恐竜・古生物学コースをより充実させるもので、専任教員8人が指導に当たります。
恐竜化石の発掘調査にとどまらず、病理学や組織学など総合的な科学を用いて恐竜が生きた時代の年代や生態のほか、化石のクリーニング技術の開発など幅広い分野を探求。古生物学視点を通して現代社会の諸問題にも対処できる人材を育てます。