8月15日以降、岡山市と瀬戸内市で、橋名板と言われる橋の名前が書かれた銅などでできたプレートの盗難被害が相次いで確認されました。同様の被害は全国でも確認されています。
被害のあった岡山市中区の新中島竹田橋では、かなり目立つ場所に設置されていたものが取り外されてしまっています。
岡山市によると8月15日、百間川にかかる市管理の岡山市中区の3つの橋で、橋の名前などが記された橋名板合わせて12枚(およそ71万円相当)が盗まれていることが分かりました。通行人からの通報で判明し、市はすでに警察に被害届を出しています。
市によると、銅をはじめとした金属価格の高騰が背景にあるとみられています。
橋名板を狙った盗難事件は全国で相次いでいるようで、県内では17日、瀬戸内市が市管理の橋16か所で橋名板58枚(およそ290万円相当)が盗まれたと発表しています。
転売目的の犯行の可能性が高いとみられています。
岡山市は他にも同様の被害がないか、市内全域の橋を調査しています。