全国の美術工芸作家や著名人から寄贈された作品などを展示販売するチャリティー展「歳末助け合い美術展」が10月30日、岡山市の山陽新聞社で始まりました。
山陽新聞社会事業団が1948年から毎年開催しているもので、今回で77回目です。
会場には陶芸や書、絵画など国内外で活躍するさまざまな分野の作家の作品のほか、著名人からの寄贈品などおよそ490点が並びます。
備前焼の人間国宝・伊勢﨑淳さんは花生けを出品。今年度の文化功労者に選ばれた総社市出身の書家・高木聖雨さんの作品や、岡山のスポーツ選手のサイン入り色紙なども販売されています。
初日は開幕と同時に多くの人が訪れ、じっくりと品定めしながら入札していました。
「歳末助け合い美術展」は11月4日まで、山陽新聞社9階大会議室で開かれています。
チャリティーによる収益は「歳末愛の義援金」として社会福祉施設などに贈られます。