「作品展示のたびに建物が壊されていく美術館」-。そんなユニークなコンセプトのもと、岡山市内に4月6日オープンする現代アートの美術館があります。後楽園などさまざまな文化施設が集積する「岡山カルチャーゾーン」に、新たに誕生するのは、公益財団法人・石川文化振興財団が運営する「ラビットホール」です。
開館記念展では、財団の石川康晴理事長が収集したおよそ400点のアートのうち、フィリップ・パレーノやリアム・ギリックら現代作家が手掛けた戦争や環境など、社会問題を提起した35点が並びます。
「不思議の国のアリス」にちなみ名付けたという「ラビットホール」は、財団が進める岡山市中心部のアートの街づくりの第一歩となります。オープンは6日午前10時です。
岡山市中心部のアートの街づくりの第一歩/石川文化振興財団が運営する「ラビットホール」、4月6日にオープン【岡山】
2025年4月2日岡山のニュース