桃太郎伝説ゆかりの吉備津神社は、国宝に指定されている「本殿と拝殿」の再建から今年で600年です。その節目を記念して4月28日、敷地内の池にコイが放流されました。
吉備津神社の本殿と拝殿は室町時代の1351年に焼失するも1425年に再建され、1952年には国宝に指定されました。
コイの放流は本殿と拝殿の再建600年を記念したもので、この日は地元の鯉山小学校の児童らおよそ130人が参加。藤井崇行宮司が挨拶したあと、ニシキゴイの稚魚300匹が吉備津神社の末社・宇賀神社の境内にある池に放流されました。
吉備津神社では600年の記念事業として、6月22日に特別参拝を行うほか、秋にもニシキゴイ300匹を放流する予定です。