岡山市の菓子製造販売「宗家　源吉兆庵」の看板商品に使われるマスカットの収穫が４月２８日、市内の農園で始まりました。
岡山市南区の自社農園ではこの日朝、源吉兆庵の従業員が、２０センチ前後に実ったマスカット・オブ・アレキサンドリアを一房ずつ丁寧に摘み取っていきました。
源吉兆庵では２棟の温室ハウスでおよそ４００本のマスカットを栽培していて、一つのプランターに１本の苗木を植えることで水分や肥料が行き渡り、安定的な収穫につながっているそうです。
源吉兆庵では今シーズン、およそ５５万粒の収穫を見込んでいて、収穫したマスカットは、砂糖をまとった柔らかな餅で包み込んだ和菓子「陸乃宝珠」に加工。商品は各店舗で５月１日から順次販売が始まる予定です。