夏場に向けて熱中症のリスクに備えるため、消防隊員が暑さに体を慣らす「暑熱順化訓練」が、岡山市内の消防署で行われています。
この訓練は、体内にこもった熱を逃すため、汗をかきやすい体づくりを目的に、岡山市消防局が6年前から行っています。
北消防署では、4月中旬に訓練を開始。5月1日はハイパーレスキュー隊と特別消火隊の隊員合わせて11人が参加しました。
防火衣の下に雨がっぱを着込んだ状態で、建物の2階に取り残された人を助け出す救助訓練をしたあと、庁舎の1階から4階まで上り下りするランニングを20分間行いました。
暑熱順化訓練は、最低でも5日に1回のペースで梅雨入り前まで行われます。