美作市は5月7日、中国自動車道美作インターチェンジ西側に整備していた市役所新庁舎で業務を始めました。
新庁舎の正面玄関前で行われた開庁式には、萩原誠司市長をはじめ市の幹部らおよそ30人が出席。国旗と市旗を掲揚して業務開始を祝いました。
新庁舎は、旧庁舎が築後50年近くたち老朽化し、河川の氾濫で浸水リスクもあることから、中国自動車道美作インターチェンジ西側に移転整備し、耐震性も高めました。
総事業費はおよそ40億2千万円で、鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積はおよそ7200平方メートルあります。建物の外内装には地元のヒノキを多用し、吹き抜けのロビーの周りに執務スペースなどを配置しています。
市民が利用しやすいよう、1階に納税の証明や住民票の取得など各種行政手続きなど行う窓口をまとめたほか、2階にはこれまで市内に分散していた教育委員会などの部署を集約。市長室や議場を設置しました。
また、災害時には災害対策本部となる大会議室を設けています。