岡山県鏡野町の奥津湖総合案内所「みずの郷奥津湖」が5月、リニューアルオープンし、アウトドア用品大手の直営店も併設しています。
2005年の苫田ダム完成でできた奥津湖。「みずの郷奥津湖」は同年、湖のほとりに設けられ、ダム湖で楽しめるカヌーやサップが人気で、年間20万人が訪れていました。
リニューアルは、建物を所有する鏡野町がさらなる集客力アップを狙いにおよそ4億3000万円かけて行い、今月2日にオープン。建物を増築し、利用者向けのシャワールームや更衣室を新設したほか、土産物コーナーや地元食材の料理が味わえる食事どころも一新しました。
運営は官民でつくる一般社団法人・鏡野観光局が担います。
今回のリニューアル最大の特徴が、岡山県北では初出店となるアウトドア用品大手・モンベルの直営店併設です。
鏡野町とモンベルは町内の自然を生かして地域を盛り上げようと2019年に包括連携協定を結びました。
店内ではカヌーやサップの関連商品をはじめ、アウトドア用品全般を扱います。町内のトレッキングコースをデザインしたこの店限定のTシャツやタンブラーのほか、林業、農業向けの衣料や用具も取りそろえています。
鏡野観光局はリニューアルにより、年間27万人の来客者を見込んでいます。