映画製作を通じた地域活性化や次世代クリエイターの育成を目指す「岡山フィルムプロジェクト」実行委員会は6月2日、岡山ロケの長編・短編映画3本の製作報告会見を行いました。
倉敷市の大原美術館展示室で行われた報告会見では、倉敷市出身の俳優で今月、撮影が始まる短編映画をプロデュースするMEGUMIさんや、長編映画の針生悠伺監督ら5人が登壇しました。
MEGUMIさんプロデュースの短編映画は、備中地域で撮影される予定で、ある女性の心の移ろいを表現するということです。
もう一つの短編映画「からのうつわ」は俳優の松田美由紀さんがメガホンを取りました。
親子以上に年齢の離れた男女が互いにひかれていくストーリー。5月、笠岡市や倉敷市などでロケを行ったということです。
およそ110分の長編映画「ReTune」は、亡き父が残した中古楽器店を継いだ女性と従業員男性が客の心を調整”チューニング“していくヒューマンドラマ。今年2、3月に岡山市出身の針生監督の母校、操山高校や市中心部で撮影。現在、編集作業が行われています。
3本の映画は今年11月、岡山市のイオンシネマ岡山で先行上映され、短編映画2本は12月から、長編映画は来年春に公開される予定です。
また11月の先行上映会では、このフィルムプロジェクトに参加している学生が作る映画も披露される予定です。
岡山ロケの長編・短編映画3本の製作を報告/「岡山フィルムプロジェクト」実行委/短編映画プロデュースのMEGUMIさんら登壇【岡山】
2025年6月3日岡山のニュース