7月1日に企業から高校への求人が解禁されるのを前に6月6日、高校生に地元企業をより深く知ってもらおうと、岡山市内で職業体験会が開かれました。
岡山県で初開催となった高校生のための職業体験会「おしごとフェア」です。
就職先を考える機会にしてもらおうと、高校生の就職活動を支援している会社が企画しました。
卸売業や製造業など県内企業を中心に27社が参加。県内17校からおよそ250人が会場に訪れました。
倉敷市を拠点に衣類の染色や加工を手がけるニッセンファクトリーの体験ブースでは、布が鮮やかに染まっていく様子に高校生は興味津々。また自衛隊のブースでは実際に制服を着て、隊員から多岐にわたる仕事内容を聞いていました。
高校生の就職活動は学校を通じて求人の紹介・応募を行うのが特徴で、岡山・香川では一定期間、複数の企業への応募が禁止されています。
一方で、就職しても1年以内の早期離職は近年15%以上で推移していて、生徒と企業のミスマッチが指摘されています。