笠岡湾干拓地から市街地に流れ込む牛のふん尿の匂いを軽減しようと、笠岡市は6月30日、協力農場に臭いを分解するネットを試験設置しました。
試験設置されたのは、干拓地でおよそ1500頭の牛を飼育する農場です。
ネットは縦およそ2メートル、横およそ11メートルで、アンモニアを吸着し、分解する効果が期待されます。
作業は7月1日も行われ、農場内に計14枚を設置します。
市は今後、測定器などを使って1年間効果を検証し、効果が認められればネットを設置する農場を増やしていく方針です。