暑い夏を少しでも涼しく過ごしてもらおうと、笠岡市の帽子メーカーが7月7日、市内の小学一年生に麦わら帽子を贈りました。
この日は市内の帽子メーカー・石田製帽の社員が笠岡市の笠岡小学校を訪れ、1年生32人に麦わら帽子をプレゼントしました。
受け取った児童たちは早速、帽子をかぶり、友達同士で見せ合っていました。
石田製帽は2020年度から笠岡市内の全小学生に、以降は毎年小学1年生全員に麦わら帽子を寄贈していて、今年は230人が受け取ります。
夏本番を迎え、最盛期を迎えている麦わら帽子作り。1897年創業の老舗・石田製帽では職人が一つ一つ手作業で製造しています。
麦わらや麻といった天然素材で編んだひもを使い、ミシンで渦巻き状に縫い合わせていきます。
石田製帽は今シーズン、およそ4000個の出荷を見込んでいて、全国のデパートなどに並びます。
20日には工場で販売会が開かれるということです。
麦わら帽子の生産最盛期/笠岡市のメーカーが地元の小学1年生にプレゼント【岡山】
2025年7月7日岡山のニュース