海上保安庁の「海の事故ゼロキャンペーン」が7月16日始まり、水島海上保安部は水島コンビナート周辺の海で地元企業などと合同パトロールを行いました。
合同パトロールには保安部や地元企業のほか、プレジャーボートの所有者などでつくる小型船安全協会などからおよそ30人が参加しました。
保安部の岸壁で行われた出動式では、参加者の代表2人を一日海上保安部長などに委嘱。このあと参加者は、巡視艇や協会所属の船合わせて3隻に乗り込み、およそ2時間にわたり拡声器などを使って安全航行を呼びかけながら、水島港とその周辺海域をパトロールしました。
「海の事故ゼロキャンペーン」は「小型船舶の海難防止」「ライフジャケットの常時着用」など4項目を重点に、31日まで行われます。
水島、玉野海保の管轄する海域では、今年に入って6月までに23隻の船舶事故が発生。7人が死亡しています。
7月も水上オートバイに乗った倉敷市の男性が行方不明になり、保安部が捜索しています。