災害時でもLPガスを安定して供給できるよう、岡山県LPガス協会は7月16日、岡山市内の工場で防災訓練を行いました。
線状降水帯が発生して河川が氾濫、道路が寸断されるなどの被害を想定した防災訓練は、大和マルヰガスの充てん工場で行われ、協会に加盟する事業者の従業員らおよそ60人が参加しました。
速やかなガス供給に向け、参加者はガスの充てんに必要な自家発電機を稼働させ、空いているボンベにガスを充てんする訓練を実施。また、衛星電話を活用し、ガス供給の中核となる施設にタンクローリーでガスを運び込む作業の手順などを確認しました。
岡山県内では災害時に避難所などへのLPガス供給を中心的に担う中核充てん所12カ所を指定するなど、体制整備を進めています。