テレビせとうちが開局40周年を記念し、今年5月から取り組んできたクラフトビール造り。ついに岡山県特産の白桃の果実を使ったクラフトビールが完成しました。瀬戸内という地域にこだわった「SETOUCHI(せとうち) BREW(ブリュー)」です。
岡山市西大寺地区にあるビール醸造所「五福工房」で進めてきたテレビせとうちのクラフトビール造り。仕込みを行ったのは6月26日。麦芽のデンプンを糖に変える「糖化」や「ろ過」などを経て麦汁をつくり、苦みと香り付けのためのホップを投入。そこに、ビールの味わいを決める白桃シロップを入れて「煮沸」を行った後、発酵に欠かせない酵母をタンクに投入し作業を終えました。
仕込みから1週間。アルコール度数は、狙いの4%までアップ。最後に、まとまりのあるビール味に仕上げるための貯酒(ちょしゅ)、熟成期間を経て7月23日、透き通るような薄いモモ色の「せとうち ブリュー」が完成しました。
この第1弾に続き、23日には第2弾の仕込みも行いました。早ければ9月にも販売を始める予定です。