津山市は9月3日、津山城跡やその城下町にある歴史的な建造物を活用して進める「津山城・城下町泊」プロジェクトの概要を発表しました。
この日、津山市内で会見が開かれ、谷口圭三市長が概要を発表。津山城跡内にある旧津山藩の学問所、鶴山館など四つの歴史的建造物を宿泊施設やレストランとして活用します。
宿泊施設となる国登録有形文化財の旧梶村家住宅には、三つの客室が設けられる予定です。
総事業費は現在、算出中ですが、改修費の一部となる3億6千万円については、ふるさと納税型のクラウドファンディングなどで募ります。
オープンは来年11月。寄付の返礼品として「一日津山城主体験」を用意することも発表されました。
津山市はプロジェクトの収益を歴史的建造物の維持費に当て、保存に必要な財源を確保することにしています。
「津山城・城下町泊」プロジェクト/津山市が概要を発表【岡山】
2025年9月3日岡山のニュース