デジタル活用で職場環境などの変革を目指すDX(デジタルトランスフォーメーション)の保育現場での先進事例を紹介する見学会が9月4日、岡山市内で開かれました。
岡山市南区のかわい保育園で開かれたICT活用の見学会です。
園児の出席確認は、AIカメラ搭載の端末に顔を見せるだけで、体温計測など健康観察も併せて行える仕組みです。
この園では、保育や事務などの業務現場でデジタル活用を積極的に進めていて、読み聞かせにもAIを活用。物語の制作から朗読まで自動で行えるなどの実践例が紹介されました。
見学会を開いた岡山市の三和マッチシステムは今年度、全国で12の事業者が選ばれたこども家庭庁の「保育ICTラボ事業」に採択されています。
職員の業務負担の大きさが課題となる保育現場でのDX推進の一環として、今後、活用を検討していく上での参考にしてもらおうと、この日、市内の保育園関係者に向けて先進事例の現場が公開されました。