岡山市のANAクラウンプラザホテル岡山は9月8日、料理に携わる若手従業員が腕前を競う「朝食レシピアワード2025」を開き、入社4年目の小林和樹さんが優勝しました。小林さんのメニューは、ホテルの朝食に採用されるということです。
ホテルの開業20周年を記念し、外部から審査員を招聘するなど例年の社内コンテストをグレードアップ。和食、洋食など調理部門の若手11人が出場、ホテルの関係者に加え、地元のマスコミ関係者3人も審査員として参加しました。
今回のテーマは「SDGs」。地産地消やフードロスの削減などを念頭に、それぞれが個性的な朝食にふさわしいメニューを考案し、審査員が試食して味、テーマ性、独創性の観点で採点しました。
優勝した小林さんのメニューはフランスの家庭料理「アッシ・パルマンティエ」。規格外野菜やジビエを有効活用しました。小林さんは「規格外品の野菜を使うために味で勝負できる煮込みメニューを考えました。初めての優勝で一層の励みになります」と喜んでいました。