五穀豊穣を祝う霜月祭が13日、総社市の神社で行われ、小学生が餅を担いで石段を往復する、伝統の「駆けりもち」に歓声が上がりました。

霜月祭には、地元の農家ら約100人が参加しました。
この地区で収穫された赤米を神前に供え五穀豊穣を祝うと、いよいよ祭り最大の見せ場、駆けりもちです。
駆けりもちは本来、次の祭りの当番を決めるもので、新米でついた2キロの紅白餅を担いだ2人が、約100段の石段を往復してゴールを競います。
今年はあいにくの雨の中、地元の新本小学校4年の鎌田晴斗さんと、徳田舞さんが参加しました。
初めは転ばないようゆっくりと石段を降りていた2人でしたが、折り返し地点に着くと、一気にスピードを上げ、ゴールの神社を目指しました。