今年6月にデビューするJR西日本の豪華寝台列車、「トワイライトエクスプレス瑞風」。
車体や車内の様子がきょう、大阪で初めて報道陣に公開されました。
初めてお披露目されたトワイライトエクスプレス瑞風です。
これまで車体保護のためラッピングで隠されていた深緑色の車体が姿を現しました。
初公開を記念した式典が開かれ、アンバサダーを務めるバイオリニストの葉加瀬太郎さんが作曲したテーマ曲を披露し、花を沿えました。
瑞風は「走るホテル」をコンセプトにした、豪華さが売りの寝台列車です。
10両編成でスイートにロイヤルツイン、ロイヤルシングルの3クラス・16部屋の客室がありますが、1度に乗車できるのは、わずか34人のプレミアム列車です。
客室以外にも和・洋の一流の料理人監修のぜいたくなメニューが楽しめる食堂車や展望デッキもあります。
コースは京都・大阪と下関を発着し、広島県の厳島神社や兵庫県の城崎温泉など中国、関西地方を1泊か2泊で巡る全5コースが設けられています。
岡山県内では岡山駅と倉敷駅に停車するコースがあり、途中立ち寄りで後楽園の延養亭や倉敷美観地区にある大原家の旧別邸・有隣荘の特別公開などを見学できます。