震度6強以上の地震が起きた場合、倒壊の危険性が高いとされた岡山市民会館について、岡山市は来年4月から、一部会議室の使用を停止することをきょう、決めました。

きょうの岡山市議会市民文教委員会で発表したものです。
3月示された耐震判定で岡山市民会館は、「震度6強から7程度の地震で倒壊の危険性が高い」ことが示されていました。
これについて岡山市は市民会館は「旧耐震基準に基づく設計だが、震度5強程度の地震では倒壊の恐れはない」とした上で莫大な補強費用が掛かることや代替施設がないことなどを理由に大ホールはこれまで通り使用し特に耐震性が低いとされた3階以上の会議室5部屋については来年4月から使用停止にすることを決めました。
市民会館は2022年度中に表町千日前地区への移転が決まっています。