四国新幹線の実現を目指し、「四国経済連合会」と香川県など地元4県はきょう、官民の連携を強化するための新組織、「四国新幹線整備促進期成会」を設立しました。

東京で開かれた設立総会と決起大会には四国経済連合会の代表と、香川県など四国4県の知事らが出席しました。
新幹線をめぐっては去年、北海道新幹線が開業し、北海道から九州までがつながりました。
一方で四国は新幹線ネットワークから外れた状態となっています。
四国経済連合会などが2014年に発表した調査結果では、四国新幹線が実現した場合、高松―新大阪間が30分短縮され、年間169億円の経済波及効果が見込まれるとしていて、地方創生に欠かせないと位置づけています。
期成会は決起大会後に早速、財務省や国土交通省などへ要望書を提出しました。