小型無人機ドローンを災害現場での行方不明者や山での遭難者捜索などに役立てようと、美作署はきょう、県内の警察で初めて民間企業と協定を結びました。

調印式では、美作署の荻野英俊署長と美作市でドローンの空撮事業を行う「ウェブおかやま」の中西竜太社長が協定書に調印しました。
協定は美作署管内で災害が発生したり行方不明者が出た場合に警察が要請すれば、ウェブおかやまがドローン飛ばし、捜索活動などで協力するものです。
調印後、ドローンのテスト飛行が行われました。
現在、岡山県警は本部で1台のドローンを所有しているだけですが、この会社は4種類、8台を使っていて、市街地や山など、状況に応じて機材を使い分けるなど、より迅速で的確な捜索が期待されます。