全国各地の温泉街の魅力や取り組みを競う今年の「温泉総選挙」で、真庭市の湯原温泉郷が3つの部門で入賞を果たしました。
温泉街活性化のきっかけになればと地元も期待を寄せています。
温泉総選挙は環境省や企業などで構成する「うるおい日本プロジェクト」が主催するもので、今年が2回目の開催です。
総選挙には全国から83ヵ所の温泉地がエントリー。
今年7月から10月末まで外国人へのおもてなしや歴史・文化といった9部門で争われインターネットやイベント会場での投票で頂点を競いました。
去年は上位入賞を逃した湯原温泉郷でしたが、今年は「うる肌部門」と「健康増進部門」で2位、そして「スポーツ・レジャー部門」では1位を獲得しました。
温泉総選挙ではトライアスロン大会の開催や宿泊と人間ドックがセットになった「ゆけむりドック」の実施などが高い評価を受けました。
西の横綱と称される露天風呂・砂湯を有する湯原温泉郷では1972年の年間27万人をピークに宿泊客数は一時12万人まで落ち込みましたが、ここ数年は15万人程度と持ち直しつつあります。